の光 たす心


昔、神は人間に憧れ夢を見る
そこで2人の男と出会い、愛した
1人は神の力のため、1人は子孫のために神を愛する
いつしか神の力を望む男と神との間に生まれた子供は
欲望と自責の念に駆られ、神を恨む


「どれが夢で、どれが現実なのか、もうわからないの」



時を経て、呪いのように月葉の神の力は受け続いていた
あるとき、悪魔と天使の双子が生まれたとき、周りの者は祝福した
その双子は、恋人のように仲良しだったのだ

――神の子が現れるまでは


「文を返して! 私から取らないで!」






再び天使の子が生まれた頃
正当な子孫の姉妹は憎み
永遠の生を持った神の子とその分身と姉妹はそれぞれ恋をする


「本当の私は、誰なんだろう」



止まる行為を知らない呪いはやがて現在へとたどり着く
悪魔は神の子に、天使は月葉に力を貸し
心に秘め、誰にも語ることのできない気持ちが交じり合う
神の子孫は神に会い、神は我が子らと会う

――神の子孫は願う
神の子と同じ希望を


「私で終わり。恨むのも妬むのも、もうおしまい」



月葉の血を受け、恨みながら殺された神の子孫は悪魔へと生まれ変わる

悪魔は慕う
神の子とかつて神の力を入れようとした男に
そして望む
月葉を滅ぼすことを


「また、私を殺しにくる。本家が、分家が、月葉が…!」






神はどこから来たのか
神の舞を見て、誰もが感動に浸り、嘆息した
神は、まるで、竜の姫のようだ、と


「神野家は滅びません。月葉が滅びぬ限り」






「全てを、語ろう」








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